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成渝日本経済文化交流協会設立発起会
2017年1月6日
発起人が赤坂の重慶火鍋屋にて発起人会議を開催、元重慶総領事の瀬野清水発起人から重慶市政府からの期待についてご報告を得て、元重慶市政協常務委員の韋雲隆発起人から現地の協力者についての情報を得ました。任暁梅発起人からは西南大学生物能源環境修復中心で主任教授として活躍されている東京大学五十嵐泰夫名誉教授と羅锋副主任教授の話題提供がありました。
重慶市政府からの招聘で重慶出張帰りの瀬野清水発起人からは、現地では特に医療分野と環境保護分野において日本企業との合作ニーズが高いことを報告されました。特に重慶市は以前は重工業地域として発達した場所のために公害問題、特に土壌汚染対策に力を入れています。また、長江の下流にある三峡ダムの水質問題や生態系への影響の問題も重要視されています。
医療分野においても、上海や北京ほどに最新設備と行き届いた医療技術の整った総合病院は限られているので最近では海外への検診や治療に関心を持った人たちが増えています。そういった事情があるためかもしれませんが、重慶市と成都市には多くの製薬会社が存在しています。遺伝子技術を使った検診や治療方法については日本以上に進んでいるとも聞いています。
製薬、省エネルギー、電子機器、精密機械、ロボット産業などの分野でも諸外国との提携に注力しています。
関西出張中の大木元発起人からは関西地域で強い医療、環境関連の産業クラスターは真に成渝地域との合作の相性が良いと評価されました。大阪の黒門市場では、中国人観光客向けに商品名が中国語で標記されているそうです。

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